食品の輸出に関して、農産物や加工食品の輸出を促進しようという動きが高まっている。対外的には、TPP(環太平洋経済連携協定)の議論や海外での日本産品への人気が背景にもある。
しかし、曖昧な安全基準や不十分な国内制度が食品輸出の壁にもなっている。
例えば、海外においては、添加物の細かな成分を求められることもある。国内においては『保存料』や『香料』などと表示すればよい。
しかし、海外では禁止されている増粘剤などが問題になるケースも多い
日本の食品安全基準は意外とゆるいと言う話を良く耳にする。
衛生証明書を発行する機関がないと言うのは、ほんの一つの問題点にしか過ぎない気がする。国内の食品の安全性は本当に大丈夫なのだろうか?
そもそも日本の仕組みが、輸出相手国の問題以前に、食品輸出を前提に出来ていないのである。
日本産の食品や農産物の強みと思われている安全性が本当に大丈夫なのだろうか、はなはだ疑問である。
では、日本の農産物は本当に安全なのか?
しばしば問題になっている農産物の農薬では どうであろうか。
北海道倶知安町のようてい農業協同組合は昨年(2010年)9月、カボチャから基準を超える残留農薬が検出され、
約12トンの商品を回収すると発表した。この時、検出されたのは有機塩素系の殺虫剤「ヘプタクロル」。
1975年に農薬としての登録が切れ、既に使用されていないものだった。
まだ記憶に新しい冷凍ギョーザの毒物混入事件や野菜の残留農薬問題が大きく報じられたりして、中国産の食品の安全性に不安を持つ人は多いと思う。
しかし中国の生産現場をよく知る大手スーパーの関係者は
「輸出品に使われる野菜を作っている農場は日本農場以上に管理が厳しい」と話す。例えば、土壌の残留農薬を念入りに調べ、栽培中は隣接する農場からの飛散農薬まで目を光らせる。
ところが、日本は消費者が思っているほど厳しく管理されてはいないのだ。いまだに数十年前に使っていた農薬が検出されるぐらいだから。
食品輸出の期待と壁
投稿者
TOMI
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